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『純情きらり』(じゅんじょうきらり)は、2006年(平成18年)度上半期
NHK連続テレビ小説の作品。
シリーズ通算第74作目。2006年4月3日から2006年9月30日に渡って放映された。
原案は津島佑子の「火の山―山猿記」。脚本は浅野妙子。
主要な舞台は愛知県岡崎市。連続テレビ小説シリーズで初の愛知県を主舞台とした作品である。
また、同シリーズでは平成11年度前期のすずらん以来久々に戦争を取り入れた作品となる。
ヒロインの宮﨑あおいの選定については、昭和41年度のおはなはん以来行われてきたヒロインオーディションを平成18年度分は行わずに、NHKによる直々のキャスティングとなった。
また宮崎は同じくNHKの大河ドラマ篤姫に朝ドラヒロイン単独初主演になる
初回視聴率こそ関東地区では17.7%(歴代ワースト2位)、関西地区では14.6%(過去最低)を記録し、
低調な出だしとなってしまったものの、その後関東地区では尻上りに良くなり、
毎週19%~20%台を出すようになる。
そして、7月1日の放送では23.0%を記録し、その週の1位(関東地区)に輝いた。
また、前の5作品の最高視聴率を1.0%(この間の最高は、2003年度後期に放送された『てるてる家族』の220%)上回った。
その後、8月7日に21.8%を記録、8月31日に210%で9月8日には217%で、
初めて2週連続関東1位に輝いた。
そして、 9月18日の放送では24.2%を出して、7月1日に出した番組最高視聴率を12%更新して、5度目の関東1位に。
全話を通じての平均視聴率は、関東地区では19.4%であった。
ドラマの舞台となった名古屋地区では20.3%と、4年ぶりの20%超えを果たした。
一方関西地区では15.9%と東高西低の傾向は続いている。
本作より放送時間が7時45分からと同時放送ではなくなった。
NHKが2006年に公開した「ジャンル別番組制作費」によると、制作費は1話810万円掛かるとのことである。
昭和初期、7歳になる有森桜子(美山加恋)は、八丁味噌の蔵元「山長」で味噌桶に落ちてしまう。
4歳のときに母親・マサ(竹下景子)を病気で亡くしてからというもの、
父親・源一郎(三浦友和)に男手ひとつで育てられていた。
母親がいない桜子を可哀想に思った周囲の人々は、源一郎に再婚話を持ち込むが、
桜子が亡くなった母親を恋しく思う姿を目の辺りに再婚を思いとどまるのだった。
16歳に桜子(宮﨑あおい)は、周囲の反対を押し切り東京音楽学校(現在の東京藝術大学)への進学を希望する。
そんな矢先、桜子の音楽学校進学を支援してくれていた源一郎が、
仕事で駆り出された土砂崩れ現場で落石に遭い、
意識を回復した結局命を落としてしまう。
長女・笛子(寺島しのぶ)は進学に反対するが、それでも桜子は父が遺してくれたピアノを極めようと没頭する。
翌年、桜子は、幼なじみで良きライバルでも松井達彦(福士誠治)とともに、東京音楽学校を受験する。
桜子は2次試験までは合格したが、最終試験当日に、サックスの生演奏に聞き入ってしまい、試験に遅刻してしまう。
試験を受けることはできたが、実力を発揮できずに不合格に終わってしまう。
その後、桜子は岡崎に帰ろうとするが、東京音楽学校の教授・西園寺公麿(長谷川初範)に励まされ、
来年もう一度受験することを決意するのだった。
戦地から無事帰還した婚約者、達彦と、周囲に祝福されながら結婚する。
その後子供を身ごもるが、桜子は結核に侵されていた。
療養に専念するか、出産する岐路に立たされた桜子は、
我が身が産みたいと達彦を懇願し、出産し輝一と名付けた。
輝一に感染しないようにと決して会おうとは桜子に、
山長や輝一の姿を動画に桜子の意識が朦朧とする中で、病室の白壁に映してだった。
ジャズピアニストを夢見ながら、戦争に揺れる昭和の激動時代を駆け抜けるヒロイン・桜子の波乱万丈の人生を描いていく。
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